自分責め改善の3つのステップ

こんにちは。
『本当の自分で生きる「魂が輝く」カウンセリング』
の心理カウンセラー 高井なほ です


自分を責めるのが癖になっていてつらい
そんな方はいないでしょうか?

特に、人とのトラブルでそういった気持ちになっていませんか?

友達が怒ってしまった
家族が不機嫌になっている
上司がイライラしている
子育てがうまくいかない

頭の中では「私のせいなんかじゃない」と分かっているのに、
そういった思いが湧き上がってきて
止められなくなってしまうこともあるかもしれません

もしそうであれば、
理性が気持ち(=感情)と闘っていて、負けている状態です。
感情をゆるめてあげると、バランスがとれてきて
冷静に「私のせいではない」と思えることができるようになっていきます。

解決策は、次の3つのステップを試してみましょう

「そうか、つらいんだね」そう自分に声をかけてあげてください。

「大丈夫だよ」と声をかけるよりも、
「そうか。よしよし」と認めてあげるのが効果的です。

つらい時には自分を抱きしめたり
クッションやぬいぐるみのような、
抱いてホッとするようなものをギュっとするのも
とても効きます。
少しの間よしよし、としてあげましょう。

気持ちではなく事実をよく見てみます。
「そうに違いない」から、「違うかもしれない」という思いに変わったとき、
あなたの気持ちはどう変化していますか?

ステップ3 本当の感情に気づけると楽になります

「自分責め」は、自分に怒っている状態です。
「怒り」という感情の下には、たいてい悲しみや、悔しさ、不安が潜んでいます
その本当の感情に気づくだけで、怒りは収まっていきます。

本当の気持ちに気づいたら、それで終わりではなく、
ステップ1に書いたように、今度はその気持ちに寄り添ってあげましょう。

「そうか、本当は悲しかったんだね。気づいてあげられなくてごめんね。」
そうすることで、「悲しみを分かってくれた」と心が癒されていくのです。 


Aさんは職場でミスをして、上司に怒られてしまいました。
その後、「私なんていない方がいい。なんて私はダメなんだろう」と思って
夜も眠れなくなってしまい、カウンセリングに来られました。

カウンセリングの中で
「そのとき、どんな気持ちがありましたか?」と問いかけると、
「その上司を尊敬していたのに、がっかりされたと思いました。
とても悲しかった」と涙がこぼれました。

その後よくお話を聞いてみると、
彼女は長年、「感情を出すと人の迷惑になる」という思いがあるようでした。

そこには、母親との関係が影響しているかもしれない、
とお話ししていました。
小さい頃泣いたり、甘えたりすると、
忙しい母親が露骨に嫌な顔をしていたといいます。
彼女は母親に嫌われないように「感情を出してはいけない」
と思い込んでいたのですね。


それに気づいた彼女は、
カウンセリングで実際に自分の気持ちを口に出す練習から始め
親しい人に自分の気持ちを話すように努力していきました

彼女はその後も仕事を頑張っていましたが、
やはり厳しい上司に注意されることもあったようでした。

でも、ある日、上司に「私は頑張ったつもりでしたが、
このように注意を受けることになって悲しいです
」と言ったところ、
上司も彼女の思いを理解してくれて、態度が変わって少し優しくなった、ということでした。


「自分責め」の癖を止めるには、自分を怒っている感情を解放させて、
本当の気持ちに気づくことが大切です。


でも、自分だけでは、なかなか難しいこともあります。
カウンセリングでは、傷ついた心に気づいて、受け入れて、癒すことができます

そして、どのような行動をすればよいか、ということまで
ご一緒に考えていきます。
ぜひ、1人で辛い思いを抱えずご利用ください。お待ちしております。

お試しカウンセリング詳細