こんにちは。
『本当の自分で生きる「魂が輝く」カウンセリング』
の心理カウンセラー 高井なほ です。
「どうせ無理」を克服する方法とは?

こんなお悩みありませんか?
新しいことに挑戦したいという気持ちはあっても
「どうせ私には無理」と思って諦めてしまい、
こんな自分が嫌いだと思ってしまう、そんなお悩みはありませんか?
それは、性格が原因ではなく、
以前の経験でそう思うようになってしまったか、
あるいは幼い頃の環境で、「自分は何をやってもだめなんだ」
という思い込みが生まれてしまったからかもしれません。
解決策
行動できない自分を責めずに、心の声に目を向けて
行動できない自分を責めるのではなく、心の声を聞いてあげましょう
大切なのは、「行動できない=ダメ」ではなく、
「なぜそう感じてしまうのか」に目を向けてみることです。
行動に移せないとき、
それはあなたの中にある“心のブレーキ”が作動しているだけ。
まずは、自分を責めるのではなく、
そのブレーキに気づいてあげることから始めてみましょう。
そのブレーキに気づいたら、なぜブレーキを踏んでしまうのか、
自分の心と向き合ってみることがとても大事になります。
なぜなら、
自分を縛っている思い込みに気づくため
幼いころに失敗したら怒られたり、
なかなか褒められた経験がないなど、
厳しい家庭で育ったりすると
無意識のうちに「完璧じゃないならやらない方がいい」とい
うルールが心の中にできあがってしまいまうことがあります。
それが、「失敗するのが怖い」という思いとなり、
やりたくてもできない、というブレーキになることがあるのです。
もしそういった思い込みがあるとしても、
気づいた時から少しずつ変えていくことができます。
「 何も続かない」と諦めているAさんの場合
(30代女性・会社員)
30代の女性Aさんは、以前から「何か新しいことを始めたい」と思っていました。
でも、思いついた瞬間に「どうせ私には続かない」と
自分に言い聞かせてしまい、やらないまま。
今回友人に誘われて始めた英会話も、3回でやめてしまい、
「やっぱり私ってダメだな…」と深く落ち込んでしまいました。
カウンセリングで話を聞いてみると、
Aさんは「友達に誘われたから行ってみたけど、どうせできないな、と思って…。
考えてみたら、今までもいつもそうやって、何も続かなかったから、
きっとそういう性格なんだと思う」
と言われていました。
カウンセリングを続ける中で、自信を失っていたことに気づいたAさんは、
自分の中に「やるなら完璧にやらなければいけない」という思いがあったと言います。
今は、少しずつ「やってみること」にOKを出せるようになり、
完璧主義から抜け出て、「できた・できなかった」ではなく、
「やってみた私」をほめられるようになっています。
まとめ
「どうせ無理」と思ってしまうのは、あなたが弱いからではありません。
それは、あなたの心の中に、
あなたを縛っている「思い込み=古い心のルール」があるからです。
まずは、その思いを責めずに「そう思っているんだね」
と受けとめてみてください。
そして、小さな一歩を、自分のペースで踏み出していけたら大丈夫。
カウンセリングでは、心のルールがなぜ生まれたか、というところにさかのぼり、
心の傷を癒しながら自信を取り戻していくことができます。