こんにちは。
『本当の自分で生きる「魂が輝く」カウンセリング』
の心理カウンセラー 高井なほ です。
変わりたいのに変われないのはなぜ? 〜心のしくみを知って新しいあなたへ

一度は「変化したい」と思ったけれど…
変わりたい、と思って始めたことなのに、
少し経つと「やっぱり今のままでいいや」と思ってしまったり、
行動できなくなってしまったりして
悩んでいる方はいませんか?
誰にでもあることですし、
一度決めたからといって
もちろん続けるべきだというわけでもありませんが、
ここでは、
・何をやっても3日坊主で続かない
・続けたい気持ちがあるのに、できなくなって悩んでいる
・続けた方が自分のためだと分かっているのに、
なぜだか続けることができない
そういった「続けたいけど続けられない」というお悩みを抱えた方のために、
「心のしくみ」の視点から書いてみたいと思います。
解決策は…
✅いきなり大きな変化を求めないこと
✅少しずつ進めばいい、と自分を許すこと
✅途中で止めたくなっても、もう少し続けてみること
✅変化後の自分の姿をアリアリとイメージすること
これは、根性とか努力が大事、という考え方ではなく、
心のしくみに基づいた「継続するため」の工夫です。
なぜなら…心は変化を嫌うからです
心が変化を嫌う、というのは、人間の防衛本能に基づいたものです。
変化=好ましくないもの
と認識してしまうので、
変化の過程では、それに逆らって前に進むわけですから、
今までよりも大きなエネルギーが必要となります。
始めたばかりの時には、勢いがあり、
新しいものに対する興味もあって
前に進めていけるのですが、
少し続けていくうちに、
ふいに、この心の部分が出てくることがあります。
だから、
✔小さく始めたり、少しずつ進んだ方が、無理なく続けることができます。
「そうは言っても、時間がないし…」
という場合は、
頑張った自分を労ったり、ほめる時間を取ってくださいね。
そして、気持ちをゆったり持つ時間も入れること。
そうすれば、継続しやすくなります。
そうしないと、エネルギー切れを起こして、
「やりたいのにできない」という症状が現れてきます。
そして、
✔習慣化してしまえば、心は「変化」とは考えなくなります。
一般的には、21日間続けたことは習慣となりやすい、
と言われています。
やはり定着したり、効果を感じたりするのには
時間がかかるということです。
短距離走ではなく、長距離走。
そういう意識を持ってみましょう。
最後に、
✔イメージが具体的であるほど、心は変化に対して不安を感じにくい、
という性質があります。
変化した後、自分はどんなふうになっていたいのか…
時間を取って、イメージしてみてください。
それは、自分の目標をはっきりさせる、ということにもつながります。
今やっていることは
目標を達成した自分へとつながる道だ、
そう意識できるとモチベーションが変わってきます。
・何ができるようになっているのか、
でもいいですし、
・どういう自分になっているのか、
・どんな表情で、どんな風に行動しているのか、
など…。
なるべく具体的にイメージしてみましょう。
まとめ
変わりたいのに、なかなか変われない…
そのお悩みには「新しいことを継続できるような工夫」が必要です。
そのことについて、「心のしくみ」の視点から書いてみました。
カウンセリングを受ける、ということも、
「変化」を求めることです。
長年信じていた考え方を変える、
ものの見方を変える、
行動を変える。
そこにはとても大きなエネルギーがかかります。
負担を感じないように
継続してセッションを受けられるように
変化への道のりを一緒に伴走してくれるような
あなたにとって信頼できるカウンセラーを選びましょう。
